当社の筑後船小屋牛は、生産者からまるごと一頭を購入しております。 自社工場では、筑後船小屋牛を一頭ずつ畜場から運び、自社工場でプロの職人によって解体しております。
一頭当たり枝肉で約480kg~550kg以上のものを、1日に一頭~二頭のみ捌きます。
1日に一頭~二頭しかお肉を捌かない理由としては、
職人がお肉に傷をつけないように骨を丁寧にはずす作業を行っているからです。
船小屋牛は、黒毛和牛×ジャージー牛からなる交雑牛です。
黒毛和牛は、特徴として肉質がキメ細かく、程良く締まった赤身が柔らかいのが特徴で、口の中でとろけるような食感があります。
また、キメの細かいサシが入っていて、味も他の牛とは味わえないような抜群の美味しさが味わえます。
ジャージー牛は、βカロテンやヘム鉄などの栄養素を多く含む。
βカロテンは、免疫力の強化・風邪など感染症の予防にも効果がある。
ヘム鉄は、からだに吸収されやすい鉄分で貧血予防などに効果があります。
また、ジャージー牛の肉は加熱しても水分の漏れ出しが少なく、ステーキなどにすると肉 汁が多くジューシーなステーキになります。
この2種類の牛の特徴を持っているのが筑後船小屋牛になります。
實本畜産の牛舎には、船小屋牛を130頭も飼育しております。
すべての船小屋牛に愛情をもって育てているため、健康で体つきの良い牛がたくさん揃っております。
船小屋牛は實本太さんが長い年月をかけて作りだしたオリジナルの配合飼料「太っちゃん」 を与えております。
「太っちゃん」には、食パンや日本酒の酒粕やビール粕、おからなど栄養価の豊富な餌を混ぜており、牛の肉質や脂に旨味をつけるのが特徴です。